風も強く、空気の乾燥した季節には肌も非常にガサガサしてきます。
またナイロンタオルやいわゆるアカコスリで体を洗う人では皮膚の乾燥やかゆみが出やすいことが知られています。
寒いからといって熱いお湯に長時間つかったり、熱いシャワーを思い切り使ったりすると、皮脂が奪われるだけでなく、入浴後も体がほてり、かゆみを悪化させます。
お湯はできるだけぬるめで、泡立てた石鹸で体を軽くなでるくらいの強さで洗ってください。
保湿剤には軟膏タイプ、クリームタイプ、ローションなどいろいろなものがありますが、いつ、どのくらいの量を塗るかによって効果も大きく異なってきます。
入浴直後から肌の水分はどんどん失われていくので、塗るのは入浴直後、できるだけ10分以内が一番効果的です。
軟膏やクリームに比べて、ローションは一般に伸びが良いのでかなりたっぷり、皮膚がしっとりして、うっすら光るくらいに塗らないと効果が出ません。
また、できるだけ朝と、夜の入浴後の一日2回塗ることをお勧めします。
入浴剤の中には血行を良くしてかゆみが強くなるものもあるので、保湿効果の高い入浴剤をお勧めします。