水虫

水虫

冬は水虫の原因であるカビ(白癬菌)の活動がおとろえてきます。冬は水虫治療のチャンスです。
しかし残念ながら、角質が厚くなって足の裏が真っ白になったような角質増殖型の水虫や、爪が白く濁って厚くなる爪水虫には外用薬はあまり効果がありません。これらには内服薬による治療が効果があるのでぜひご相談ください。

当院では顕微鏡による水虫菌(白癬菌)の検査を行い診断が確定したら、症状に応じて外用薬や場合によって内服薬を処方しております。
家族内に水虫の方がいらっしゃると、感染の機会もあり、最近では家族やプールなどからのごく小さいお子さんへの感染もまれではありません。
ブーツを履く若い女性の方にも水虫が増えています。
水虫は発見したらなるべく早めに治療しましょう。
水虫は夏には悪化します。
足の指の間がジクジクしてそこから溶連菌などのばい菌が入り、化膿して腫れ上がってから外来に来られる方もいらっしゃいますが、こうなると場合によっては入院治療が必要になることもあります。
これらの皮膚病は一年中みられるものですが、特に高温多湿の夏場は急速に悪化するのでなるべく早く受診してください。

水虫・爪水虫の治療

水虫・爪水虫の治療には内服薬、外用薬があります。
内服薬は外用薬でかぶれたり、皮膚の深いところに水虫菌(白癬菌)が入り込み難治性の水虫や爪の水虫に用います。
爪水虫は基本的には内服のほうが治癒率が高いのですが、たくさんお薬を飲んでいたり、高齢で爪の伸びが悪い方には外用薬のほうがよいことがあります。
爪の水虫の内服薬としてラミシール錠、イトリゾールカプセル、ネイリンカプセルを処方しています。処方前と内服中に定期的な血液検査をお受けいただきます。

爪の水虫のための外用薬としてはクレナフィン爪外用液、ルコナック爪外用液などを処方しています。

男性型脱毛(AGA)

AGA(男性型脱毛)と治療薬フィナステリド

男性型脱毛(AGA)には内服薬があります。

フィナステリドは、男性型の抜け毛の原因である5αリダクターゼの活動を阻害する、AGA治療薬の成分のひとつです。
フィナステリドは男性専用のお薬です。
本来は前立腺肥大の治療薬として使われていた薬ですが、副作用として発毛が認められ、現在では男性型脱毛抑制の効果が広く認められています。
ただし、女性や未成年は服用できません。妊娠中の女性は触ることも止められています。
服用中の献血は禁止され、最低でも一ヶ月の休薬期間をとる必要があります。
このようにフィナステリドはきちんとした医師の指導の下に病院から処方される薬で、薬代は全額患者さんの自己負担になります。

当院では初診時は通常の保険診療でお話を伺い、必要なら健康診断程度の血液検査を行い、フィナステリドの効果が見られそうな方に2回目の受診時からお薬をお渡ししています。
1か月分の薬代は再診料税込みで7,020円、大変お求めやすくなりました。

AGAと新薬ザガーロ

フィナステリドで効果不十分な方は、ザガーロ®を処方しています。
ザガーロカプセル®は、2015年9月に発売されたAGAの新薬です。

主成分はデュタステリドで、その効果は生えぎわや、前頭部、頭頂部ではフィナステリドより強力といわれており、6ヶ月間のフィナステリド内服で効果のみられなかった方に試してみる価値のあるお薬です。

※注意点・検査などについてはフィナステリドと同様です。
1ヶ月分の薬代は再診料(税込)で10,800円です。

皮膚のトラブルご相談ください

核家族のなか、昔のようにお母さんおばあちゃんからお子さんの世話の仕方を習えなくなり不安なお母さんも多いことと思います。
当院では経験豊富な看護師が丁寧にスキンケアをご指導しています。

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