花粉症

スギ花粉の飛散が報じられる時期になると、くしゃみや鼻水や目のかゆみで来院される患者さんが増えてまいります。
アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎だけではなく、スギ花粉症の花粉症をおもちの方ではこの時期花粉が肌につくことで目の周りや顔、首などに発赤やかゆみが出ることがあります。
これがスギ花粉皮膚炎です。特にアトピー性皮膚炎をお持ちの方では症状が強く出ることが知られています。
スギの時期を過ぎて5月に入っても花粉症の症状の続く方は、ヒノキの花粉症を合併している可能性があり、初夏まで続く方はカモガヤなどのイネ科の花粉症を合併していることもあります。
秋はヨモギやブタクサなどの雑草の花粉症の時期です。
また、カビなどによるアレルギー性鼻炎、ペットの毛などによって症状の出る方もあります。

当院ではアレルギーの血液検査を行ったり、日常の注意点などもアドバイスいたしております。
たとえば洗濯物や布団を外に干さないようにしたり、家に入るときには花粉をよく払い落すなど、家の中に花粉を入れない工夫も必要です。
当院では、症状に応じて抗アレルギー薬の内服や、点眼薬、点鼻薬などを処方して日常生活に支障のないように治療していきます。

スギの花粉症に対しては数年かけて症状を軽くしていく『舌下免疫療法』を行っています。スギの飛散時期をはすれたら治療を開始しましょう。

スギ花粉皮膚炎について

春先、スギ花粉症をもった方の中にはスギ花粉が皮膚に付着することで、顔や首筋が赤くなりかゆみを持つようになることがあります。
これはスギ花粉皮膚炎と呼ばれ、最近大変増えてきました。
特に、アトピー性皮膚炎のある方では、風の強い日などには顔、特に目の周りや首の症状が悪化したり、洗濯物に付着した花粉が原因で、広い範囲に湿疹が広がることがあります。
アトピー性皮膚炎を合併しない方でも、肌の乾燥や洗いすぎなどで皮膚のバリアー機能が低下していると、やはりこの時期、顔が赤くむくんだようになることもあります。
花粉による皮膚炎か、化粧品などのアレルギー性皮膚炎かを診断することが必要です。
血液検査で花粉のアレルギーの有無を調べたり、化粧品のパッチテストをして調べることができます。
治療法は、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服やステロイドの外用剤、保湿剤などを外用し、炎症を抑える必要があります。
マスク、メガネ、帽子などでスギ花粉を防ぐことや、外出後はよく顔、首、できれば髪の毛も洗い、なるべく花粉を肌に残さないようにしましょう。

皮膚のトラブルご相談ください

核家族のなか、昔のようにお母さんおばあちゃんからお子さんの世話の仕方を習えなくなり不安なお母さんも多いことと思います。
当院では経験豊富な看護師が丁寧にスキンケアをご指導しています。

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